「金持ち父さん 貧乏父さん」に学ぶ② 「資産」「負債」を理解して資産を買う!
こんにちは。
今回は、「金持ち父さん 貧乏父さん」の第2の教え
「お金の流れの読み方を学ぶ」から、お金に困らないための使い方についてまとめていきたいと思います。
お金持ちになるために必要なことは何なのか?
答えはいたって簡潔です。
ズバリ結論から。
資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない
ということです。
「そんなこと簡単じゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、このルールの意味を深くまで知っている人は少ないと思います。
簿記や会計の知識がある人なら「資産」「負債」の項目は聞き慣れているでしょう。
会社の財務諸表と同じように、家庭においても「貸借対照表」を作ってみれば良いのです。
そうすれば、自分のお金のキャッシュ・フローが明確になります。
では家庭における「資産」「負債」とは何なのか。
「資産」
・・・不動産、株式、債券、手形、知的財産など
「負債」
・・・住宅ローン、自動車ローン、クレジットカードの未払い分、学費ローン(奨学金)など
ざっくり言うとこんな感じです。
「資産を増やし、負債を抑える」ことは、企業でも同じですよね。
その考えを家計にも当てはめれば良いのです。
資産を買えば、資産が資産を生む好循環が出来上がります。
株や不動産がその代表例でしょう。投資すればするほど額は膨らんでいきます。
「株なんてギャンブルじゃないか」そう思っている人も多くいるでしょう。
しかし、株は長く続ければ続けるほど、稼げるようになるというデータもあります。
「資産」「負債」がよく分からない、会計学の知識がない、という方は勉強しましょう。
金持ちになりたいと思ったら、長い目で見てこれほど役に立つ学問はない、と書いてあります。
幸いにも私は、元々簿記3級の資格を取っていたため、企業のお金の流れや「資産」「負債」についての大まかな流れは理解できています(といっても、本質まで深く理解できてるかは怪しいですが)。
本には以下のような記述があります。
「金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。」
では、中流以下の人たちが「資産だと思って買っている負債」とは何なのか。
代表例は、持ち家でしょう。
多くの日本人が、お金を貯めて、あるいはローンを組んでマイホームを買うことが最大の「夢」だと思って、必死に働いています。
しかし、住宅ローンは大きな「負債」です。また、マイホームを買うと大きな固定資産税がかかってきます。これも「負債」になります。
マイホームのために、ほとんどの人が高いお金を一生払い続けることになります。
これではお金持ちになることはどんどん遠のいていくばかりです。
負債にお金を使ってしまうと、以下のような弊害があります。
1、時間を失う。「本当の資産」にお金を使っていれば、ローンをせっせと返している間にその価値が上がったかもしれない。
2、投資に回せるはずの資本が減る。本来であれば資産に回せるはずのお金を失うことになる。
3、教育を受ける機会を失う。ふつう人は持ち家や貯金、年金など資産として考え、それをあてにする。そして、投資に回すお金はないからと言って投資には手を出そうとしない。このようにして人は「投資家になるチャンス」を失う。
つまるところ、資産を買うチャンスを失う。
最後にもう一度言います。
最も大切なのは、資産と負債の違いを知ること。
その違いが分かったら、次は収入を生む資産を買うことだけに努力を集中すること。
これが金持ちになるための道を歩み始める最善の方法です。