「金持ち父さん 貧乏父さん」に学ぶ③ 自分のビジネスを持つことの大切さ。
「自分のビジネス」とは何だろうか。
ロバート・キヨサキは、人によくこういったことを尋ねるといいます。
「君のビジネスは何だ?」と。
するとこう返ってくる。
「銀行だ」
ロバート「銀行を経営しているのか?」
「いえ、銀行で働いているんです」
これはビジネスではない。この人の中では職業とビジネスが混同されている。職業として銀行に勤めていても、そのほかに自分自身のビジネスが必要だということである。
さもないと、一生政府や会社のために働き続けることになる。
また、こんな記述もありました。私としては非常に共感できる点です。
「学校教育の問題点は、そこを卒業した人間が、学校で習得した能力を使った仕事に就くことが多いという点だ。たとえば、料理の勉強をした人はコックになる。法律を学んだ人は弁護士、自動車整備の資格を取れば整備士になる。習得した学問をもとに職業に就くことに問題があるのは、そうすることで自分自身のビジネスを持つことを忘れてしまうからだ。
そういう人は自分の人生を、他人のビジネスのために心を砕き、その人をお金もちにさせることに費やしているからだ」。
ここからは私個人の意見ですが、
以上のような記述に加えて、学校で習った分野の職業を選択することは、その人の進路の選択肢を狭めることにも繋がりかねない、と思います。
私は大学院で水産学を専攻していました。当時の研究室には、水産について学んでいるのだから水産に関わる仕事が当たり前、という雰囲気がありました。
でも私は思いました。それは違う。
水産の道に進みたい人進めばばいい。でもそのような考えは自分の可能性を狭めるだけ。もっといろんな職業を見て調べて、決めればいいのに、と。
大学院生が意識すべきこと。どんな職種でも必ず経験が活かせる! - 毎朝2時に起きる男の雑記ブログ
少し話が脱線しました。戻します。
結局、会社で働いてお金を稼いで、ある程度の資産を築けたとしても、それらは最終的に税金という形で少なからず、奪われていきます。
だからこそ、自分のビジネスを持つことが大切です。これまでやってきた仕事は続けながらでも構いません。
自分のビジネスを持つ、すなわち会社以外の、個人での収入源を持つことです。
なんだって構いません。資産を買うことに集中すれば、それが自分のビジネスになります。