毎朝2時に起きる男の雑記

仕事の関係で毎朝2時起き、就寝は夕方6時くらい。趣味は読書、海外ひとり旅、駅伝観戦。

人脈は多ければ良いわけでない。正しい人脈の作り方

今回は、お金と時間を有意義に使うための、人脈の作り方について。

 

最近のビジネス書には共通して書かれていることがあります。それは、

 

「人脈は多ければ良いというわけではない!」

 

ということ。

 

 

 その根拠として、いくつかの本の内容を抜粋して書いていきます。

 

 

①「入社1年目の教科書(岩瀬大輔)」 

②「トップ1%の人が知っている「お金の真実」(俣野成敏・中村将人)」

③「頭のいいバカになれ(金川顕教)」

 

 

 

 

①「入社1年目の教科書(岩瀬大輔著)」より

同期とは付き合うな!

 

 

同期の存在は助けにもなり、励みにもなります。

しかし、デメリットが2つあります。

1つ目は、同期同士で比べてしまうこと。比べることがいい意味での切磋琢磨になっているのであればいいですが、

 

「あいつのほうがボーナスが多い」

「あいつのほうが上司に気に入られている」

 

こんな劣等感が頭をよぎると、ものすごく小さい人間になった気がしますよね。

人は、人と比べている限り、残念ながら幸せにはなれません。

 

反対に、同期と比べて優越感に浸るのも、井の中の蛙で意味はありません。

 

 

2つ目は、「内向き化」してしまうことです。

ある会社の中でしか通用しないスキルやロジックしか持ち合わせていない人は、これからの時代は生き残っていけない。同期とばかり付き合うことで、視線が外へ向かわなくなったら終わりです。

 

同期と飲みに行って、会社の愚痴を言い合う非生産的な時間を過ごすくらいなら、社外の人とできるだけ付き合うようにしたほうが良いと思います。

 

 

②「トップ1%の人が知っている「お金の真実」(俣野成敏・中村将人)」

 

友人が減ることを恐れていては、新しい世界を見ることはできない!

 

お金を働かせるために必要なことを学ぶには、友人の存在が不可欠です。

ではどんな人と一緒にいるべきか。

 

それは、

「自分の知らない価値観を持つ人」

「自分の知らない知識を持つ人」

「自分の知らない世界を見てきた人」

・・・つまるところ、「自分にないものを持っている人」

 

ただ、そうは分かっていても、自分と似通った人と過ごすのが一番居心地がいいですよね。

 

でも、そういった人とばかり関わっていては、先には進めない。

 

 

例えば、私は学生時代の友人とか、会社の同期とかと話をしている時、たまに株とかフリーランスで働く事への話題を出しているのですが、

 

「あり得ない」

「やめた方がいいよ」

 

この言葉が必ずと言っていいほど返ってきます。

 

普通にしていたら、(国がコントロールする)常識的な情報しか入ってこないわけですから、仕方ありません。

 

居心地の良い人たちと過ごすのは、何も悪いことではない。しかし、周りと同じことをやって、会社の言いなりになって一生お金の奴隷として働き続けるのか、常識を超えた範囲のことをやって新しい世界で暮らすのか。

 

どちらを取るのかは自分次第です。

 

お金を働かせ、効率的に収入を増やすという「新しい世界」に行けば、当然ですが新しい仲間が待っていることでしょう。しかしそれは、今はまだ見えないもの。だから、今いる仲間と離れることに不安を感じるかもしれません。

 

事実、自分のステージが変わってしまったら、今のステージの友人とは話が合わなくなってしまうでしょう。

だからこそ、「自分がどうしたいのか?」を明確にしておかなければならない。

 

将来の経済的な不安を無くすためには、今の世界の居心地は捨てなければならない。

 

覚悟を持って過ごしましょう。

 

 

 

③「頭のいいバカになれ(金川顕教著)」

成果を簡単に生み出す人脈術

 

あなたにより良い変化を起こしてくれる人と繋がりましょう。

具体的に言うと、連携したり、一緒に手を組んで仕事をすることで、個人で行動していた時よりもより良い結果が生まれる人、つまり相乗効果が期待できる人こそ、あなたが一緒にいるべき相手です。

 

逆に言うと、こういう効果が期待できない人は、いくら一緒にいても無駄です。

 

 

 

また、いくら素晴らしい方々と人脈を築いても、広げすぎると損をします。

 

著者の金川さんは、このことを実体験を通して学んだといいます。

 

「起業2年目に、さらなる飛躍のヒントを求めて、多くの先輩経営者に会いに行きました。

つまり、積極的に人脈作りに励みだしたのです。

多くの素晴らしい方々に恵まれました。ほとんどの方が、私より経験豊かで、様々な情報に通じている大変素晴らしい方でした。そして、たくさんの素晴らしい情報を教えていただきました。

 しかし、それらをフル活用することは、できませんでした。

 いただいた情報のほとんどが有益なものばかりで、精度も高かったのですが、それらすべてに向き合ってしまったため、すべてを消化することができなくなってしまったのです。

 どんなに優れた人であっても、その人のキャパシティは決まっています。そしてそれを超えると処理が追いつかなくなってしまいます。

 この経験を通して、どんなに人脈の質が良くても、それが自分に適した状態でないと効果が出ないことを学びました。」

 

 

厳しく、かつドライな言い方かもしれませんが、人脈には整理も必要です。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

人脈は多ければいいもんではないですね。

自分のライフスタイルに合った人脈を意識していきましょう!