「金持ち父さん 貧乏父さん」に学ぶ④ 会社を作るのが最強の節税対策。
会社員として働いていると、毎月多額の税金を引かれていきますよね。
実にもったいない。
ある企業に属する1人の会社員となっている限り、国の思惑にまんまとハマり、税金は取られていくばかりです。
実際考えてみてください。
年収が500万の人がいたとすると、手取りは大体400万くらいになります。
2割ほど持っていかれます。
つまり、
1年のうち大体2~3か月は、国のためにタダ働きをしている、ということになります。
悲しくなりますよね。
そんな税金対策に最も有効な方法が、自らの会社を立ち上げる(法人化する)ことです!
これによって、あなたの日常での様々な出費が法人の「経費」となり、税金控除の対象となります。
例えば、パソコンを買うとします。
今までは手取り分(給料から税金を引かれたあとに残ったお金)で買っていました。
しかし、あなたが会社を持っていれば、パソコンはあなたの会社のものとして、経費(税金控除対象)となるのです。
サラリーマンが個人で物を買う場合、全て手取りのお金から賄いますよね。それは、既に税金を引かれた後に残ったお金から、ということ。
この順番を、変えてやればよいのです。
つまり、
会社のために働いている人(=普通のサラリーマン)
1、稼ぐ
2、税金を払う
3、物を買う
会社を持っている金持ち
1、稼ぐ
2、物を買う
3、税金を払う
となるわけですね。
「とはいっても、サラリーマンがそんな簡単に会社なんて作れるのか?」
と思われるかもしれません。
しかし実は、会社設立は思いのほか簡単です。
まず、設立のために必要な経費は、19万円。
そして、最も大きなハードルと言えるものが「常識」。
つまり、自分の思い込みです。
「サラリーマンとして働きながら、会社設立するのは会社に申し訳ない。。。」
そんなこと、思う必要はありません。
第一、会社の就業時間内にしっかりとやるべきことをやっているのであれば、それ以外の時間は会社にとやかく言われる筋合いはありません。
なので、もし「副業禁止」をルールとして規定している会社でも、黙って設立して良いと思います。
それらのルールは、大体が古い考え方に基づいて作られたものが今も残っているだけにすぎません。
これからの時代を生き抜く上で、会社以外の収入減を持つことはとても重要です。
もし、副業がバレて会社と揉めるようなことがあれば、堂々と辞めてしまいましょう。
副業も許してくれない会社にいたところで、自分自身の将来を崩壊させるだけです。
会社設立のステップは、以下の通りです。
①設立項目決定
「会社名」「事業目的」「所在地」「社員構成」などを決め、社印や費用を用意。
②定款の作成
先に決めた設立項目や利益配分などを記載した定款を作成。
③登記書類作成
「設立登記申請書」「払い込み証明書」などの5つの書類をそろえる。
④設立登記
法務局で設立登記を行う。その日が会社の設立日となる。
⑤開業の届け出
税務署や都道府県に「法人設立届出書」「青色申告」などの必要書類の届け出を行う。
これが終われば設立完了です。
もう、国に余分な税金を払わず、自分の身は自分で守るようにしていきたいですね!